色覚多数派と少数派
色に対する感じ方は人それぞれ異なり、色の見え方や感じ方も違います。
色の見え方の違いが大きいと、特定の色の見分けが困難になることがあります。
隠された数字は52か、89か?
上の画像をよくご覧ください。
人によって見え方は異なることがあります。
同じ画像を、色(色相)の情報を抜いて、明度差だけの
白黒画像に変換したものが下の画像です。
色を色味(色相)で見分ける色覚多数派に比べて、明るさや鮮やかさで
色を判断する傾向が強いのが、色覚少数派の人たちです。
僕は幼い頃から草むらの中の虫を見つけるのが得意だった。
母は僕をいつも山菜採りに連れて行った。
そしてたくさんのコゴミやワラビを採った。
僕が50歳を過ぎて、機能性色覚レンズに出会ったとき、
初めてその理由がわかった。
「僕は赤い色はどうも他の人と同じように見えず、
そのかわり緑色は他の人より極めて綺麗によく見えている」ということ。
僕が「他人より劣っている」と思っていたことは「特別な才能」だったのだ。
(兵庫県 54歳・男性)