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色覚少数派は、目の特性のひとつ、色を識別する錐体細胞の数や変異により
色の認識・識別が多数派とは違うタイプだということです。
一般的に赤緑色弱といわれているのは、赤と緑の区別がつきにくいタイプです。

色を色味(色相)で見分ける多数派の人に比べて、色覚少数派の人たちは、
明るさ(明度)や、鮮やかさ(彩度)で色を判断する傾向が強いといわれます。

色覚は、X染色体による先天性遺伝です


女の子はお母さんとお父さんからX染色体を一つずつ受け継ぎ、
男の子はお母さんからX、お父さんからY染色体を受け継ぎます。
色を見分ける遺伝子は、X染色体に入っています。
女の子はX染色体を2つ持っているため、どちらか一方に遺伝子があっても影響しません。

日本全体で300万人近くの人たちが該当します

日本人では男性の20人に1人、女性の450〜500人に1人。
日本全体では300万人近くの人たちが該当します。
また、女性10人に1人は、その遺伝保因子を受け継いでいます。

色覚検査は撤廃されましたが


小学校での色覚検査が2003年に廃止され自分の色覚を早期に知る機会がなくなりました。
色の見え方が他の人とは違うと感じながら、自分が「色覚少数派」だとは自覚しない
子どもたちも多くなっています。文部科学省は2014年、
「児童生徒等が自身の色覚を知らないまま不利益をうけることのないよう、
保健調査に色覚に関する項目を新たに追加するなど、より積極的に
保護者等への周知を図る必要がある」との通知を出しました。

→文部科学省の「色覚の検査について」の通知

色の認識の間違いが危険を呼ぶこともあり、自分だけでなく
多くの人を巻き込む危険さえあります。


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